人生楽しんでいますか?
Gin8です。
今年に入って3年ほどぶりに野球というスポーツを再開した2020年。
僕の野球人生は、ほぼピッチャーとしての人生を歩んできました。
小学校から始めた野球で、最初に守ったポジションは、内野の花形と言われるショート。
ボールの取り方、入り方、送球の安定性で決まりました。
しかし、当時のチームには、一人しかピッチャーがおらず、どうしても連投というわけにはいきません。
そこで、コントロールが一番いい人がピッチャーをするというゲームにより、たまたま一番ストライクが入った事で、僕のピッチャーとしての野球人生がスタートしたわけです。
しかし、学年が上がるにつれて、怪我の防止の為に連投を避けることから、違うポジションも練習してきました。
ショート、サード、セカンド、外野・・・・・・。
グラブではなく、「ミット」といわれるグローブを使うポジション「キャッチャー」「ファースト」以外は、今までの野球人生で一通り守ってきました。
しかし、29歳の時に肩を壊し、それ以降野球熱が冷め始め、草野球にも顔を出す機会が減りました。
しかし、年が明けた2020年、当時のチーム監督にお声かけを受け、「ファースト」で今年は参加することを決意しました。
僕の中の最初のイメージは「打つ事ができれば、誰でもできるようなポジション」
この考えが甘かった・・・・・。
今回は、その深い、深い、ファーストのポジションから見つけ出した、僕の今後の目的を語りたいと思います。
良かったら読んでみてください。
目次
ファーストから見るグランドの風景
今まで守ってきたポジションとは、明らかに違った風景を感じます。
内野の守備は、ボールを取って、左側に投げる事が多いのですが、ファーストは逆。
自分より、右に投げる機会が多いのです。
今まで意識した事がなかったのですが、当たり前だった風景が変わる事で、全く違った場所にいるかのような錯覚を受けます。
これが、まず初めに体感するファーストの難しさの始まりです。
ボールの行方が分かりにくい
バッターが打つときに、打球の行きそうな方向というのは、野球をしている人なら大体わかります。
しかし、ファーストからバッターを見ていると、その方向がわかりにくいのです。
サードというポジションはファーストとは正反対のポジションです。
そこではある程度、きそうな雰囲気が感じられたりしていたのですが、ファーストはそれが全くわからない。
多分、初めてのポジションという事での感覚の違い?か、そういった判断力に関しても、すごく難しく感じました。
意外と意識すると難しかった
内野にゴロが飛んでくると、大体はファーストにボールがきます。
普通に投げてきたボールを取るだけ、と思っていたことも「ボールをしっかり取らないとアウトにできない」そういった事が頭をよぎりながらの捕球は、これが意外と難しく感じてしまう。
また、投げる体勢や、投げる人のボールのクセはそれぞれ違っていて、そこを考えながら取るのも非常に難しく感じました。
「取れて当たり前」「取るのが当たり前」の世界で守るのも難しい事なのだなと認識しました。
当たり前が難しい
野球だけではないと思いますが、当たり前にできる事こそ難しい。
そう感じるきっかけがファーストのポジションでした。
仕事でも、誰でもそんな事できるだろうと思っていると、意外とヘマをしてしまう。
そういったときに限って、「誰でもできる仕事だろ!」と怒られる。
当たり前に同じ事をしておけば簡単だろ!
それが一番難しいのです。
なぜかって?
当たり前と思っているから、気が抜けたり、ミスできないと過剰に反応してしまうから・・。
でも、意外と、こういった事は経験しないとわからないのだから辛いですね・・・・。
ファーストを始めて気づいた事
始めて守るポジションで、すごく簡単だろとナメていました。
しかし、今は、今までで一番難しいと思えるポジションになっています。
当たり前にしないといけない事の大変さを痛感できるから。
だからこそ、当たり前の基本が一番大事になる。
「キャッチボール」一番ボールをしっかり取る為に必要な練習。
これは、野球にとって基本中の基本!
しかし、基本を侮る事なかれ!
しっかりキャッチボールができない人に、ファーストの奥深さはわからないと思います。
簡単に感じるから「かっこ悪い」「地味」これは実は大きな勘違い。
目立たないからこそ、誰にわからない「かっこよさ」と、「醍醐味」を感じる事ができます。
ファーストがいるからこそ、内野が安心できる。
ファーストがいるからこそアウトが取れます。
当たり前の人がいるからこそ、派手な人が目立てるのです。
人を目立たせられるポジションって、「意外とカッコイイ」と思ってしまった自分。
ファーストのポジションを今から極める事で、地味なカッコよさを求めていきます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。